木瀬浩詞展 一瞬の情景を器に映し出す

2010.11.15  展覧会 木瀬浩詞

 

木瀬浩詞 
 
 
「ただひたすらに鎚を振り銅を打ち絞る工程。」

木瀬浩詞さんは、その行為をこの上なく気に入り味わい楽しんでいます。

東北芸術工科大学・大学院から金沢卯辰山工芸工房、(財)宗桂会月浦工房と、金工修行にどっぷりと身をささげてきたこの12年、今回の展覧会は彼の初の個展となるその集大成となります。
観る人にはなまめかしくありグロテスクでもある銅の皺(しわ)を主なテーマに、大小50点を一堂に展示します。

一瞬の情景を捉えた器たちは、独自の美学をもつ彼の表現の巧みを映し出してくれます。お誘いあわせの上、ぜひご高覧ください。

■加工実演+トークショー & レセプションパーティー

木瀬浩詞

木瀬浩詞による加工の実演も交えながら、銅に対する情熱、叩き絞り続ける仕事への思い、アトリエがある金沢の環境、将来のものづくりなどを語っていただきます。
その後、ささやかではありますがレセプションパーティーも開催いたします。

11月27日(土) 18:00 ~
参加費:無料
進行:山中源兵衛


木瀬浩詞展 一瞬の情景を器に映し出す

■会期
11月24日(水)~12月4日(土)
10:00-19:00
会期中無休

■作家在廊予定日
11月24日、27~30日、12月1~4日

■加工実演+トークショー & レセプションパーティー
日時:11月27日(土) 18:00~
参加費:無料

■木瀬浩詞プロフィール
木瀬浩詞 (KISE HIROSHI)

2010年
・第18回 テーブルウェア大賞 (大賞・経済産業大臣賞)
・大阪工芸展 (大阪市長賞)
・京展 (楠部賞)
2009年
・大阪工芸展 (造幣局理事長賞)
・第55回 全関西美術展 (全関西美術賞第三席)
・第23回 工芸都市高岡クラフト展 (奨励賞)
2008年
・第47回 日本クラフト展 (丸ビル賞)
・第64回 金沢市工芸展 (宗桂会賞)
・第26回 朝日現代クラフト展 (準グランプリ)
・第22回 工芸都市高岡クラフト展 (漆マテリアル賞)
2007年
・第15回 テーブルウェア大賞 (大賞・経済産業大臣賞)
・第22回 石川の現代工芸展 (現代工芸石川会理事長賞)
・第48回 石川の伝統工芸展 (奨励賞)
2006年
・第62回 金沢市工芸展 (北國新聞社社長賞)
・第46回 日本クラフト展 (招待審査委員賞)
・第21回 石川の現代工芸展 (現代工芸大賞)
・京展 (市長賞)
・伊丹国際クラフト展 (白雪伊丹諸白賞)
・第6回  金沢わん・One大賞展 (準大賞)
・第21回 国民文化祭やまぐち2006美術展 (下関市長賞)
2005年
・第5回  金沢わん・One大賞展 (準大賞)
・第19回 工芸都市高岡クラフト展 (テーマ部門賞)
・第24回 くらしの工芸展 (熊本県伝統工芸館賞)
2003年
・第44回 日本クラフト展 (学生部門賞)

(2010年現在)


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