皇室の慶事引き出物で一躍有名になりました、ボンボニエール(ボンボン入れ小箱)をご紹介します。
出産の御祝、結婚式に出る飴菓子を、このボンボン入れを用いて持ち帰るのがそもそもの慣わし。これが日本に入ってくると、贈答記念品・引出物を送る習慣と結びつき、慶事引出物として定着しました。皇室では主に、金平糖をいれるそう。皇室ボンボニエール自体は、主に造幣局で作られています。
さて、
皇室のボンボニエールが有名になる以前から、ここ京都では「やんぽ」と称しボンボニエール文化が定着しています。南座ほか京極界隈の芸能文化と密接な関わりがあるようです。観劇に参る際、この携帯菓子器「やんぽ」に飴を入れて出かけたそうです。
弊堂では、ありきたりの金平糖では物足りないとおっしゃるお客様のために、さまざまな慶事干菓子を詰めてお納めしています。上の写真は、「御池煎餅」で有名な亀屋良永様であつらえていただいたもの。菓名「あけぼの」に寿の焼印をわざわざ押していただきました。
同じく亀屋さん。柔らかい干菓子のひとつ、「梅にく」。甘酸っぱさと、口の中で溶ける柔らかさが弊堂のお客様にも好まれています。薄桃色が、銀の光沢とよく合います。
慶事引き出物には、金銀水引・熨斗をご用意いたしております。
お買い求めについて
京都寺町二条の店舗の他、オンラインストアからもご購入いただけます。
・純銀 ボンボニエール 2.2寸 ※ SOLD OUT こちらの製品は完売いたしました。
・純銀 ボンボニエール 2.5寸 ※ SOLD OUT こちらの製品は完売いたしました。
・純銀 ボンボニエール 2.8寸
・純銀 ボンボニエール 3寸
・純銀 ボンボニエール 3.3寸
清課堂オンラインストアでは、この他各種新作も取扱いしております。