巳 年
今年も残すところあと一ヶ月と少し。12月に入ると、年越しの準備で気忙しい年の瀬の風景へと、京都の町並みも様変わりしてゆきます。
清課堂でも、来年の干支の置物や根付を店頭に並べると年の瀬を感じ、気忙しいながらも、寒さのせいでしょうか、どこか凛とします。
※ Sold out こちらの製品は完売いたしました。
来年の干支は「巳」。巳は、「実(巳)入りが良くなる」、「金運が身(巳)につく」等と言われ財運、金運のアップ。
又、生命力が強く、脱皮しながら成長するので、出世運がアップすると、縁起が良いとされています。店頭でも、お財布に付けて持ち歩ける、巳の根付は特に人気で、愛らしい巳の置物もご好評を頂いております。
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さて、京都にも幾つか巳と縁のある寺社があります。
中でも、源氏物語宇治十帖に登場する山寺のモデルではないかと思われる三室戸寺。この三室戸寺には、頭は老翁、体は蛇の姿をした木像の宇賀神がおられます。
この宇賀神が三室戸寺に奉納されるまでのお話が・・・
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昔々、殺されそうな蟹を助けた心優しい娘がおりました。
ある日、娘の父親は、蛇が蛙を飲込もうとしているのを見て、蛙を逃がせば娘を嫁にやると約束をしてしまいました。りりしい男に姿を変え,娘を貰いに蛇はやって来ましたが拒否され、怒り狂い蛇の姿に戻り暴れますが、どこからともなく沢山の蟹が現れ、鋏で蟹が蛇を退治してしまいます。
翌日、娘がお礼に三室戸寺に向かうと雨が降り出し参道の橋を渡り振り返ると、蛇がじっと悲しげに娘を見つめ橋の裏に姿を消してしまいました。
その後、雨の日には蛇の影が現れることから三室戸寺の入口の小橋は「蛇体橋」と呼ばれる様になり、娘は蛇の供養の為、蛇の姿をした「宇賀神」を奉納したと伝えられています。
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この宇賀神を撫でると、金運・良運がつくといわれています。
木像ものは非公開ですが、石像の宇賀神が本堂の前に鎮座しておられますので、良い一年を過ごせる様お願いしながら撫でてみられてはいかがでしょうか。
(staff nakano)
銀製とそれぞれ同じ形、大きさで、黄銅製の巳置物もご用意いたしました。
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また、こちらは青銅製のもので、塗りの台が付いています。
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