公募展「いまからまめさら2012」のご報告

2012.07.20  いまからまめさら いまからまめさら2012 加藤貢介 展覧会 展覧会レビュー

2012年7月10日(火)~16日(月・祝)各日10時~18時:日祝オープン

金工×豆皿×市 『いまからまめさら』お陰様をもちまして、盛況ののち無事閉幕しました。以下に、会期中の会場の風景や作品の一部、イベントなどのご報告いたします。

今回、清課堂ギャラリー初めての公募展となりました。清課堂ウェブサイト、およびFacebookページを主に用いての告知をしたところ、東は東北山形秋田から南は広島まで、20歳から60歳までの34名の出品申し込みがあり幅広い方々からの応募を頂戴しました。

また、ささやかながら「山中源兵衛賞」(副賞5万円)を設け、清課堂7代目当主である源兵衛の独自の審美眼によって優秀作品が選ばれました。授賞作品には、広島市立大学大学院生の加藤貢介さん(24)の作品「鐡(旧字体の鉄)製豆皿『縞々』」が選ばれました。

『鐡製豆皿『縞々』

会場では、豆皿という小さな作品なので、その作品の見どころを写真に捉えて取り上げ、大きなスクリーンに映し展示しました。山中源兵衛が作り手の立場から見て撮影した写真ですので、来場者とは少し違った目線での作品紹介となりました。


受賞作品発表&交流Party

受賞作品発表&交流Party  2012年7月13日(金) 18時~20時

いまからまめさら展、受賞者への表彰式と出品者やお客様を交えての交流パーティを開催しました。参加者は京都、広島、長野からの出品者、ご案内を差し上げたお客様総勢35名にのぼり。金工の技やデザイン、作品のねらいなど、出品作品を前に談義が弾みました。

メディア掲載

・京都新聞、産経新聞、烏丸経済新聞にも、大きく取り上げていただきました。

7月12日付京都新聞朝刊
金工、豆皿、公募、賞、限定販売、交流会、それぞれが実りのあるイベントとなりました。今回は企画から公募まであまり日が無かったこともあり、インターネットを使った募集に偏ったおかげで、学生を含めた若い世代の参加が際立っていました。時間的に間に合わず参加を見送られた方、公募を締め切りのあとで聞いて参加を熱望された方も多くいらっしゃり、ぜひ今後も続けて欲しいとの嬉しいお言葉を頂戴することとなりました。

又来年も、祇園祭の時期の恒例行事として、続けてゆきたいと考えています。どうぞこのイベントのお引き立てを今後もよろしくお願いいたします。
 
▷いまからまめさら2012 に関する「お知らせの一覧」はこちらよりご覧ください。