アートディレクション＆設営に、和田雅弘氏に来ていただきました。

氏は、国立近代美術館はじめ国内外多くの学芸員から信頼厚い、美術品の展示にかけてのエキスパートです。会場の施工から展示方法、照明にいたるまで、事細かに空間作りをしていただきました。

今回は、氏の得意とする天井吊り下げ。ワイヤーを駆使し、数個一組の大きなファイバー彫刻作品を吊り下げていただくとともに、照明と空間作りを施工いただきました。

彫刻が蔵の中を、螺旋状に昇華していくイメージです。金属繊維の光沢・反射を表現するのが苦労だったそう。