そよぐ風に若緑が青空に映え、爽やかな季節です。
散歩の途中でギャラリーにお立ち寄りいただくお客様も・・・
21日より個展を開催しております西川美穂さんは、世界中でご活躍の鋳金作家、「畠山耕治」先生より、ご推薦いただきました。
そして、先生から西川美穂さんの作品について、嬉しいメッセージを頂戴しております。
「西川美穂―やわらかな鎚音―
素材の質感をしっかりと保ちながら、そこには独自のやさしい金属がある。
やわらかな鎚音から生み出されたそのもの達は、心にほんわりと舞い降りてくる」
銀、銅、真鍮、四分一(一般的には、銅3、銀1の割合で作った日本固有の合金。朧銀ともいう)
藏を改造した展覧会会場には、渋い色調の金属」の箱・・・
そして一際鮮やかな水引を思わせる革紐が華やかさを添える。
内側は小紋に染められた豚皮が張られていて、さてこの箱に何をいれようかと夢が膨らむ。まずは、大切な人にもらった指輪かな?
作者は可愛くて気立ての優しい女の子。確かな技術で謙虚に自分の作りたい物を表現している。彼女の夢がほのかに伝わって来ます。(かづ記)
5月2日(土)迄 最終日5時閉廊
場所:清課堂ギャラリー