加藤浩史さんは金沢美術工芸大學で鋳金を学ばれ、鋳金家として活躍される一方、イラストレーターとしての才能も発揮、その“METAL WORK”と“DRAWING”を融合させた発表です。
「最近になって僕がピカソさんじゃない理由がわかりました。それは僕が加藤浩史だからです。もっと言えば、僕はピカソさんがつくらなかったものをつくることだってできる、かもね、ということです。
自分にできることは、これとこれがあって、つくりたいものは、こんな感じなのかも、というのが、すこしずつ見えてきた気がします。背伸びして美術館に飾られるような立派な芸術作品をつくろうとしなくても、今の自分の背景を大切に、つくり続けていこう、と思えるようになってきました。 2007年秋 加藤浩史」
写真は「鋳金香合」 サイズは高さが11cm
タイトル「ぼて腹ダンディさん」