「三ヶ国三材三人」展 開催します
「呉 旻映」「ダグラス ウッドラフ」「吉田 桂子」三人展
9月26日(火)~30日(土) 5日間限り
am11:00~pm6:00 (最終日は、pm5:00まで)
店舗奥の、蔵・茶室ギャラリーにて。タイトルの通り、出品作家3人による企画展です。韓国、アメリカ、日本の作家が、それぞれ得意とする素材を駆使し、それぞれの国の特徴ある伝統技法を用いて表現します。
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「呉 旻映」 韓国の金属工芸家
2001年、淑明女子学院金属工芸卒業
銀を主な素材に、韓国の伝統技法を現代的にアレンジした茶道具、日々の器など。京都では初めての発表の場となります。今回の当ギャラリーでの展覧会のため、多数の新作に取り組んでこられました。
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「ダグラス ウッドラフ」 木工家具作家、アメリカ ミネソタ出身
京北町(現京都市右京区京北)の古民家に移り住み30年。古材を生かした木工家具の製作に勤しんでおられます。元は、日本の伝統建築技術の研究に来日されたそう。
昨日21日、トラックに積みこまれたこれら大きな作品が、当ギャラリーに運び込まれました。写真で見て感ずるより、かなり大きな作品です。
宮大工の修行を経験されたウッドラフさんならでは、のしっかりとした作り。
古材にある虫喰いの跡を切削、そこまた木材を用いて埋めておられるのですが、この虫食い跡の加工がウッドラフさんのもっとも得意とするところです。
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「吉田 桂子」 織物作家 滋賀県朽木在住
成安女子短期大学染織コース研究科終了。
手により様々な素材を布に織り込み、その素材の面白さを楽しめます。まとうだけで女性の魅力が引き立つような、布そのものの美しさを表現します。
独特の美しい個性ある布たち。いわゆる手織りではありますが、一般的な手織りのもつイメージにあるものとは違った、大胆で涼やかな肌と光沢です。