本日、7月16日(土)開幕いたしました金属工芸公募展「いまからまめさら 2016」 の各賞受賞者を、各賞を設けていただきました皆さまからの受賞者へのメッセージと共に発表いたします!
尚、展覧会をご覧いただいたお客様に投票して頂く、「いまからまめさらオーディエンス賞」は、展覧会終了後、こちらのサイトにて受賞者を発表いたします。
みなさんのそれぞれのお気に入りの作品に投票お願いいたします!
(nakano)
山中源兵衛賞
受賞者 古川 千夏 / 作品名 「GEMME」
副賞 10万円
古川さんの作品は、正統な七宝焼きの技法が基礎となっている。しかし多くの七宝作品と違い、
清課堂 七代目当主 山中 源兵衛
ライフ・ビヨンド・ツーリズム賞
受賞者 谷口 史 / 作品名 「白の風景」
副賞 イタリア・フィレンツェで受賞作品を2015年度受賞作品とともに合同展示
同じスタイルでありながら、新たな発想と好奇心によって可能性を求めそれぞれ異なる表情より主張する味わいと深みに趣を感じました。茶会の場で侘び寂びとして時の背景を演出し、本来の素材からより価値を見出し高めるという観点よりLBT理念に基づくものと捉えました。今後の展開を楽しみにしております。
ロムアルド・デル・ビアンコ財団 会長 パオロ・デル・ビアンコ
月桂冠賞
受賞者 賴髙 純音 / 作品名 「春の庭」
副賞 超特撰 鳳麟 純米大吟醸720ml 1本贈呈と月桂冠大倉記念館での受賞作品展示/2016年8月5日(金)~8月31日(水)
清課堂様の「いまからまめさら2016」本年も開催されることをお慶び申し上げます。弊社も月桂冠賞を設けて頂き今年で3回目になります。毎回作者の創造性に感嘆しております。
さて今回私たち月桂冠が選びました作品は、この「まめさら」のテーマである「手のひらに収まる愛らしい小さなお皿」をイメージするぴったりな作品かと思います。
過去2回選ばせて頂いた作品は金属と認識できる、洗練された作品であったかと思います。今回は一目見て金属とは思えないところが印象として残ったこと、作品に描かれている植物も有線七宝という技法で「手書き?」と間違うほどの繊細さがあり、金属というと「冷たい」というイメージがありますが、描かれている植物が「可憐」で作品の大きさとマッチしている点、テーマである「手のひらに収まる愛らしい小さなお皿」である点が「優しい」「かれんな」「かわいい」という言葉を連想させ心が癒されました。
弊社のブランドコンセプト「健をめざし、酒(しゅ)を科学して、快を創る」にある「快を創る」という商品価値創造の原点にある美味しい酒、体に良い酒、楽しい酒を通じて「人の快」、「和みの快」、「祝の快」を創るという人の心に残るものを目指しているところに作者の想いに相通じるものが感じられ選定いたしました。
月桂冠株式会社 営業推進部 部長 早川 和宏
Grand prix Institut français du Japon/アンスティチュ・フランセ日本 大賞
受賞者 三島 一能 / 作品名 「四角景凸・四角景凹」
副賞 ニュイ・ブランシュKyoto2016で受賞作品の展示とヴィラ九条山に短期レジデントとして10日間滞在
Mention spéciale Institut français du Japon/アンスティチュ・フランセ日本 特別賞 受賞者3名
小山 泰之 / 作品名 「REDUCTION」
加藤 貢介 / 作品名 「グリ彫り鉄製豆皿」
野口 嶺 / 作品名 「雫」
副賞 ニュイ・ブランシュKyoto2016で受賞作品の展示
まず最初に、山中源兵衛氏、仲野由佳子氏に、「いまからまめさら2016」展にご招待いただいたことを感謝します。アンスティチュ・フランセ日本にとって、今回2度目の参加となります。
今年の、アンスティチュ・フランセ日本賞は、 三島一能氏に授与させていただきます。いまからまめさら展に出品された三島氏の作品は、簡素でありながらとても洗練されており、制作における正確さ、綿密さに秀でており、ジュエリーデザインの技が見られました。
アンスティチュ・フランセ日本は、三島氏以外に、3名の方に特別賞を送りたいと思います。小山泰之氏、野口嶺氏、そして、2015年アンスティチュ・フランセ日本賞を受賞した、加藤貢介氏です。この3名の方の作品は、素材との対話をもたらします。錫、銅、そして、洗練されたダマスカス鋼や、時には、とてもシンプルなアルミニウムシート。
この計4名の方の作品は、10月1日のニュイ・ブランシュKYOTOで、展示させていただきます。
ヴィラ九条山 館長 クリスチャン・メルリオ
Tout d’abord, je tiens à remercier Genbei Yamanaka et Yukako Nakano pour la confiance qu’ils accordent à l’Institut français du Japon en l’invitant, pour la seconde année, à distinguer un lauréat parmi les artistes de l’exposition Imakara Mamesara.Cette année, le prix de l’Institut français du Japon est remis à M. Itto Mishima.
L’œuvre présentée par cet artiste dans le cadre de l’exposition Imakara Mamesara est distinguée pour sa sobriété et son immense raffinement ainsi que pour la précision et la minutie de sa fabrication qui évoque la maitrise d’une œuvre de joaillerie.
L’institut français du Japon a aussi souhaité distinguer trois autres œuvres par une mention spéciale, et les associer à l’exposition de la Nuit Blanche.
Il s’agit du travail de M. Yasuyuki Oyama, M. Rei Noguchi et de M. Kosuke Kato, lauréat du prix Institut français du Japon en 2015.
Leurs trois séries d’objets induisent un dialogue surprenant avec le matériau qui les constitue, parfois sophistiqué comme l’acier damassé, l’étain ou le cuivre et parfois d’une simplicité déconcertante comme la feuille d’aluminium.
Les quatre œuvres primées seront exposées dans le cadre de la Nuit Blanche à Kyoto le 1er octobre prochain.
Christian Merlhiot Directeur de la Villa Kujoyama
協 賛
主 催
▷いまからまめさら2016 に関する「お知らせの一覧」はこちらよりご覧ください。
金属工芸公募展 『いまからまめさら 2016』 開催スケジュール
会 期
2016年 7月16日(土) ~ 24日(日) 各日10時 ~ 18時 期間中休み無し
展覧会場
清課堂
〒604-0932 京都市中京区寺町通二条下ル (店舗案内)
TEL 075-231-3661
問い合わせ先
清課堂 〒604-0932 京都市中京区寺町通二条下ル
E-mail: gallery@seikado.jp (担当:仲野)