カルル・マズロの世界

9月30日（金）から始まりますヴィラ九条山レジデントのカルル・マズロと、ミリン・グエンのによる展覧会「Objets de rencontre -オブジェドランコントル-」。
展覧会開催前に彼らの制作風景を一人づつビデオでご紹介したいと思います。

まず、最初に宝飾デザイナーのカルル・マズロをご紹介いたします。

カルル・マズロ / Karl Mazlo

カルル・マズロの展覧会タイトルでもある「Réflexions autour des Haïkus – 俳句を巡る考察 -」は、彼のヴィラ九条山でのプロジェクト名でもあります。
彼のプロジェクトとは、日本滞在中に出会った人たちに問いかけることで、俳句という短詩の表現をジュエリー・デザインに移し替えるもので、そのために来日前にフランスで数多くの鏨（たがね）を制作しています。彼は、この爪の先にも満たない鏨の先端に見事に繊細で可憐な文様施しています。
今回ご紹介するビデオはその鏨の制作風景になります。
展覧会ではジュエリーと、清課堂との共同制作作品とともにこの鏨も展示いたしております。
この彼の道具に対する細やかな仕事をご覧いただいた後、彼の手から生み出された作品たちを展覧会でご覧ください！

（nakano）