欠けるところのない満ちた月を表す、望月(ぼうげつ)の名を持つ花器。
壁に掛けた「望月掛花入」を仰ぎ見れば、まさに観月の風情。ふっくらと円みを帯びた錫製の月は、淡い月光そのまま、やわらかな光を放っています。
季節の花を生け、美しい花月をともに愛でる、風流をお楽しみください。
金属でありながらやさしい肌合いは、弊堂に古くから伝わる表現の一つ、紙の質感ごと錫の板に写し取るという技法です。
模様は、「まゆみ」「しぼ」「あじろ」の3種類をご用意しております。「まゆみ」は、細かいシワ目が美しい「檀紙」の別名で、かつてこの和紙が真弓の樹皮で漉かれていたことに由来します。「しぼ」はちりめん状の不規則なシワ模様から、「あじろ」は木や竹を格子に編んだ網代から名付けました。
サイズは大と小からお選びいただけます。
望月掛花入 まゆみ
望月掛花入 しぼ
望月掛花入 あじろ
望月掛花入 大・小
【詳細情報】
・錫 望月掛花入(大):すず ぼうげつかけはないれ
・およその大きさ:φ125mm×d40(mm)
・およその重量:370g
・錫 望月掛花入(小):すず ぼうげつかけはないれ
・およその大きさ:φ90mm×d40(mm)
・およその重量:190g
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