恒例となりました新春の大きなイベント、出初式に出てきました。京都市の出初式は、消防職員、消防団員のほか、地域の防災会など住民も含めての、京都の防火防災を誓う大きなイベントです。消防車やヘリコプターのパレードも見もの。沢山の市民も観客としてお越しになり、沿道の子供たちも大喜びでした。
いつもの出初と違うところはまず、市内にある沢山の大学からボランティアとして防災に携わる「学生消防サポーターズ」の存在です。阪神淡路大震災でも活躍した、学生ボランティアを組織化し、文化と歴史都市京都を学生達の手で守ろうという運動。パレードにも沢山の学生が参加していました。
私の参加した部隊は、実際の消防団活動の一端の様相を見ていただく隊列。今年ま新しくなった作業用制服とともに、新しく創設されたクレーン作業などを行う機甲部隊を見ていただきました。京都市全体の50%、およそ30万戸の木造建築は、消防団や地域の各防災会など市民の手によって守られています。地域に根ざしたお祭りとともに、防火運動は京都町衆の活躍の場でもあります。
市内には、およそ500人に及ぶ「年少消防クラブ、少年少女消防クラブ」のメンバー達がいます。子供たちはそれぞれの防火防災意識を高めるとともに、各種技術を学んでいます。寒いなかにもかかわらず、元気一杯のパレードでした。
夜は、商売繁盛の神様、えべっさんへお参りしました。縄手通りは完全に渋滞・・・。”