青銅製の花器にも様々な工法が用いられますが、この花器は本体と底が別々に製作され半田付けしてあったようです。地震によって高所から落ちた衝撃で、底部の半田に歪みが生じ水漏れが起きていました。
一旦、底部分を外して半田を綺麗に取り去ります。酸化した皮膜や汚れ、水垢などが付いていると充填に不良が出ます。綺麗な金属素地を作り出し、新たに半田付けを施しました。修理加工の痕は目立たぬよう、緑青をつけて修理痕を隠します。
修理について
弊堂では、洋の東西を問わず金属工芸品の修理を承っております。日々作り続けているもの、オーダーメイド品の他にも、傷んだ金属工芸品の修理も私どもの大切な仕事です。物理的な可否や工費の大小はございますが、まずは私どもにご相談ください。詳しくは「修理について」をご覧ください。
※他社製品の修理に関して:金属製品は他の素材に比べ寿命が長